東日本大震災発生から11年を迎える今週、TBSラジオでは震災を語り継ぐ、 また防災について改めて考える企画を各番組で予定している。
被災地の復興は今も続き、 首都直下地震や南海トラフ巨大地震などへの備えも叫ばれる中、 リスナーに改めて震災 防災について考えるきっかけを与えてくれる内容だ。
ネットワークトゥデイ「東日本大震災から11年 被災地の今」
放送:3月7日(月)~11日(金)17時35分頃~
全国34局のJRNのネットワーク活かして、 東北の被災各県、 そして首都圏での状況を取材「今」を伝えると同時に、 震災を語り継いでいく。
7日(月):東京(TBSラジオ)震災から11年、 東京で避難を続ける人々。
8日(火):岩手県(岩手放送)復興道路開通。 11年を見つめ続けたドライバー。
9日(水):宮城県(東北放送)震災の記憶を伝える復興ピアノ。
10日(木):福島県(ラジオ福島)震災と原発事故の記憶を次の世代に繋ぐ。
11日(金):震災から11年、 当日の様子を詳しく報道。
森本毅郎 スタンバイ!「防災の現場のいまを取材」
放送:3月8日(火)、 10日(木)7時35分頃~『現場にアタック』コーナー
8日(火)防災グッズを総点検
~避難生活に便利な「ポータブル電源」。 その事故リスクと安全な商品の選び方についてリポート
10日(木)日本の技術で世界を救う!
~世界の6割が住む、 震災に弱い「組積造」の建物。 日本の「塗る」技術で耐震化を推進する企業を取材
アシタノカレッジ「アシタノ防災学部 ~改めて考える、 備えと避難~」
放送:3月10日(木)22時~23時55分
講師はフリーアナウンサーで防災士の古賀涼子さん。 災害が起こった際にとるべき行動について今、 何が最善だと考えられているのか、 そして、 徐々に明らかになっている避難生活における課題について伺う。 また、 2011年2月のニュージーランド・クライストチャーチの地震を経験した現地の日本人ラジオパーソナリティー晝間尚子さんに現在の復興状況、 ニュージーランドの災害対策について伺う。
生島ヒロシのおはよう定食・一直線「出身地の気仙沼から生中継」
放送:3月11日(金)5時~6時30分
東日本大震災を風化させず、 私たちの防災の教訓として語り継ぐ。 宮城県・気仙沼出身で、 自らも被災した生島ヒロシだからこそ伝えられるメッセージを届ける。 津波で全壊した高校の校舎を転用した気仙沼市・伝承館から生中継。 震災当時、 気仙沼市の危機管理課長を務めていた館長の佐藤健一さんと当時を振り返り、 今後私たちが取り組むべきことについて考える。
たまむすび「そなエリア東京を特集」
放送:3月11日(金)13時~15時30分
14時~の「TOKYOもん」のコーナーにて、 江東区有明にある防災体験学習施設「そなエリア東京」を特集します。 被災地や避難所の様子を再現した実物大のジオラマ展示、 首都直下地震の被害想定を紹介する特設コーナー、 地震発生後を生き抜くヒントや備えたいグッズなど、 外山惠理アナウンサーが取材して報告する(予定)。
荻上チキ・Session「陸前高田で取材、 安田菜津紀さんの報告」
放送:3月11日(金)15時半~17時55分
東日本大震災から11年となる当日、 岩手や福島など現地の放送局をつなぎ、 また、 陸前高田で取材するフォトジャーナリストの安田菜津紀さんとともに復興の行方や今後の課題について考える。
宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど「宮藤官九郎が聞く、 被災地の愚痴」
放送:3月11日(金)21時~21時30分
知らなかった職業や立場の苦労を知ることで、 明日からきっと、 優しくなれる。 よりよい世の中を目指す、 愚痴エンタテインメント番組。 この日の放送では、 宮城県出身の宮藤官九郎さんが毎年お話を伺っている石巻市の方々に、 愚痴を伺う。