【受信実験】
「ラジオ受信バイブル2022」発売
巻頭カラーには「ザ・バンドスコープ~真冬の電波調査・首都圏編」

【受信実験】<br>「ラジオ受信バイブル2022」発売<br>巻頭カラーには「ザ・バンドスコープ~真冬の電波調査・首都圏編」

小型スペアナを使用! 目で見る電波環境

「ラジオ受信バイブル2022」(1月24日発売)の巻頭カラーでは「ザ・バンドスコープ~真冬の電波調査・首都圏編」を掲載。「ザ・ノンフィクション」みたいなタイトルであるが、関東地方の各所でライターの手島伸英氏がAM、FMそれぞれ受信し、どう変化したかということを記した受信実験企画である。

通常、この手の受信実験記事の場合、受信結果はSINPOを表で示す。だが、ここでは小型スペアナ・TinySAを使用。ビジュアル的にどのくらいの強さで電波が出ているのかを見てもらおうという、カラーに打ってつけの企画なのだ。

上の写真は千葉県木更津市にある「きみさらずタワー」でFMラジオを受信した結果である。AMラジオ局のFM補完局も含め、強い波が乱立していることがわかる。J-WAVEの六本木・みなと中継局、InterFM897の横浜中継局なども比較的強力に捉えられている。

このように千葉のほか、東京、神奈川、埼玉でも受信。同じ首都圏でもところ変わればこんなにも受信環境が違うんだ…というところを見ていただければ、と思う。

好評発売中の「ラジオ受信バイブル2022」ではこのような受信実験記事のほか、知っていれば得をする受信テクニック・知識、現行受信機のレビュー記事など、ラジオ好きにはたまらない情報が満載。書店でお買い求めください。

小型スペアナ・TinySAとは

超小型ながら、0.1MHz~960MHzの測定に対応したスペクトラムアナライザー。たばこほどの大きさで、USB Type-C端子からの充電にも対応。スクリーンショット機能が省かれているが、演算にも対応するなど、測定に関する基本機能は大きなものと変わらない。

アンテナは1本でAM/FMの放送帯域をカバーするSRH940(第一電波工業)を使用した。

ラジオ受信バイブル2022
発売日 1月24日(全国書店)
出版社 三才ブックス
定価 1,430円(本体1,300円+税10%)
ISBN 978-4-86673-301-2
雑誌コード 64248-46
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